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2006年の暮れ、鎌倉は長谷駅にほど近い住宅街の一画に、突如出現した古民家を改装した一軒家カフェ。

手づくり感満載で、趣の異なる様々な家具・調度が無造作に置かれたその空間は無国籍で、不思議な安らぎに満ち、地元の人々にも旅人にも、観光客にも寛げる空間として愛されました。そして、それはその後に巻き起こる鎌倉の古民家カフェ・ブームの先駆けでもありました。途中、気まぐれでSimama Cafeと名前を替え、結局1年半ほどで惜しまれつつ幕を引きました。住宅街にありながら、外に列が出来るほど、観光客に知られてしまったことで、その状態ではもはや湘南ローカルの皆さんにのんびり寛いでいただくことすらできなくなってしまう、との判断でした。隠れ家カフェが隠れ家でなくなってしまったのです。

そして、2012年8月初旬、その伝説のカフェ=ワンダーキッチンが御成に場所を替え、さらなる進化を遂げて復活しました。御成通りから少しだけ入った、住宅街の路地の突き当たり。ロケーションはまさに長谷時代と酷似しています。その上、鎌倉裏駅からわずか徒歩2分。それでいて喧噪からは無縁ののどかな環境です。
古民家ではありませんが、築40年の味のある一軒家を改装してカフェに仕立てました。大町に展開していたアメリカ古家具の店・大町JUNXが移転してカフェと合体。さらに魅力的な空間になりました。ラウンジ&ハイダウエイ(隠れ家)の謳い文句通り、ゆったりと寛げる3つの異なるテイストのスペースと開放感のあるオープンキッチン、犬もたばこもOKのポーチを備えた新しいワンダーキッチンに、ぜひお越しください。
スタッフ一同、お待ち申し上げております。

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